簿記3級 勉強記録 #1(序章)
簿記の主人公
簿記の主人公は「会社」。
銀行から融資を貰ったり、株主から出資してもらったり。そうしてお金を得ることで会社は
- 「仕入」(お金の利用)
- 「売上」(お金を得る)
- 「給与の支払い」
- 利息の支払い
など経営活動を行う。この経営活動の結果、会社は「利益」を得る。
会社は経営活動のために資本となるお金が必要。
立場としては「お金を出す側」の視点も必要。
銀行や株主からすれば「この会社はお金を出しても平気な会社か?」の判断をしたい。
そのため、会社は利益を出すことや倒産をしないことなどの状態を銀行や株主に報告しないといけない。
どんな投資をしてどんな経営活動を行いどんな利益を得たかの会社の成績表を作る必要がある。
この成績表には財務諸表という名前がついている。その財務諸表を開示して判断してもらって出資してもらうというサイクルが成り立つ。
出資をしてもらうために、会社にとってはこの財務諸表が非常に大切。財務諸表がなければ銀行や株主にとっては会社の状況の判断材料がなくなるので、お金が出せない。お金が出せなければ経営活動ができない、となる。
簿記
財務諸表の作り方を学ぶ。経営活動をどうやったら財務諸表に落とし込めるのか。
地味な学問なのでは?
→会社の状況がわからないと財務諸表は作れない
財務諸表を作れるということは、会社の状況がわかるということ。
帳簿記入の略。日々の取引を帳簿に記入していく。その帳簿を元に財務諸表が作られる。
借方と貸方
簿記の特徴として「左右に分ける」という点が挙げられる。帳簿への記入も、財務諸表への記載も。 「貸借」という言葉とは逆で、左側を借方、右側を貸方と呼ぶ。 (「り」、「し」、…利子?ってゴロ覚えした。)
ちょっとした小話
簿記ではマイナスのことを「-」と表さない。縦線を加えると「+」になって不正がしやすいからだそうで。