簿記3級 勉強記録 #10
給料に関連した取引
給与の支払いについて。
給与に付随した勘定科目「立替金」と「預り金」から
一時的な立て替えと預かり
金銭を一時的に立て替え払いした場合「立替額を回収する権利」が生じる。
→「立替金」(資産)勘定
当社の従業員への立替金もある
→「従業員立替金」(資産)勘定
従業員への前貸しも「立替金」認識。
金銭的を一時的に預かった場合「預かった金額を返済する義務」が生じる。
→「預り金」(負債)勘定
従業員から預かった場合もある
→「従業員預り金」(負債)勘定
給与の支払い(源泉徴収)
給与には所得税が発生し、それを会社が源泉徴収して手取りを支払う。
所得税は額面から差し引く額で、会計的には従業員から預かっている金額ということになる。
→「所得税預り金」(負債)勘定
但し、社会保険料は労使折半。
従業員から預かる金額は5,000円だとしても、納付額は10,000円。
→ 従業員負担分 5,000 + 会社負担分 5,000
会社負担分は会社の費用とする。
納付の際は、10,000円の現金(資産)勘定の減少だが、借方は、5,000の「社会保険料預り金」(負債)勘定の減少と、5,000円の「法定福利費」(費用)勘定の増加になる