簿記3級 勉強記録 #8
固定資産に関連した取引
固定資産の賃貸借
家賃や土地代の支払い
受取家賃:収益勘定
受取地代:収益勘定
支払家賃:費用勘定
支払地代:費用勘定
敷金・仲介手数料の支払
建物、土地の賃貸借契約を結ぶと借主は貸主に敷金を支払い、不動産会社に仲介手数料を支払う。
敷金を支払った場合、「返金を受ける権利」として差入保証金の資産勘定が増加。
仲介手数料を払った場合、支払手数料の費用勘定が増加。
※ 仲介手数料って法律で家賃1ヶ月分って決まってる
固定資産の取得や売却
固定資産の購入は、純粋に建物(資産)勘定の増加だけでなく、購入代価のほかに、固定資産が使用可能となるまでの支出(購入手数料、運送費、荷役費、据付費、試運転費、登記料など)が発生することがある。
この支出を付随費用という。
固定資産の購入は
取得原価 = 購入代価 + 付随費用
固定資産(土地)の売却
土地を売却すると、土地が減少するため、「土地」の資産勘定は減少する。その対価は「現金」などの資産勘定を増加させる。
対価がキー。対価が土地費用より多い場合は差額を固定資産売却益という収益勘定。土地費用より少ない場合は固定資産売却損という費用勘定。
固定資産の売買を後払いで行う場合
後払いは「掛け」だが、それは商品売買の場合。
固定資産のように商品売買以外は別名称の勘定。
代金回収権利(商品売買で言う売掛金)は未収入金という資産勘定。
代金支払義務(商品売買でいう買掛金)は未払金という負債勘定。
固定資産の修理
修理:壊れている部分の原状回復である「修繕」と改良して資産の価値を高める「改良」に分かれる。
修繕費:収益的支出として費用勘定(壊れた部分の支払費用!) 改良:資本的支出として資産勘定(資産の価値が高まった!):建物勘定の追加!