大人でも子どもでも意識したい勉強法
目的
大人になってそれこそ勉強しなおさないと行けないなと思いつつ、色々調べてみました。
塾講師として働く上で、生徒にも意識してほしいものをまとめます。
また、今後の勉強に向けての備忘録。
SMART criteria (目標の設定方法)
目標は具体的であるに限ります。SMARTとは、目標達成を実現するための5つの成功因子「Specific」「Measurable」「Achievable」「Relevant」「Time-bound」の頭文字をとって名付けられています。
Specific (具体的)
具体的かつ明確な目標であること。誰でもわかる言葉にできているか、ということ。
素晴らしいエンジニアになる!ではなく、 素晴らしいエンジニアになるために、毎日コーディングをする、など言語化されているか、などである。
Measurable (測定可能)
量や、進捗がわかる指標があること。
一日進んだページ数、取り組んだ問題数など。
Achievable (実行可能)
無謀でないこと。
例えば、世界一周する!などではなく、来年までにこの本を読む、など、身近な目標であること。
Relevant (関連性)
モチベーションのことです。
その目標が達成できたら果たして自分にどんなメリットがあるのか。
その達成後の世界を想像して自分のモチベーションが上がるような目標が良いですね。
Time-Bound (期限)
Time-relatedとも言います。
期限を決めていない目標は、いつか頑張ると自分の中で言い訳をして、結局目標達成のための具体的に行動しない可能性もあるため、いつまでに何をするか、を明確に。
学ぶということ
勉強をするために何かしらのテキストを買って読むとします。
さて、読んだらそれは「学んだ」ということになるのでしょうか。
読んだら全て頭に入るのでしょうか。
実際はそんなことはなく、以下の3点を意識して、達成できてこそ「学んだ」と言えると思います。
- 自分の言葉で説明できること
- 自分の経験に基づいた具体例を挙げられること
- 自分の目的を達成するためにその知識が使えること
数学を例にしてみます。新しい公式を読んで、暗記します。しかし、それだけでは不十分です。ちゃんと理解できるというのは、それを「自分の言葉で他の人に伝えることができること」などが必要なのです。
記憶力を鍛える
私は記憶力にまったく自信が無いため、こうして「人に教える」ことを実行したり「書き起こす」などアウトプットを心がけています。
実際、「思い出せる」ことよりも「思い出そうとテストをする」ことが重要で、何周もテキストをただ読むだけよりも、読んだあとにちゃんとアウトプットして復習することが大切なのです。
知識を構造化するためには20のルールがあると提唱されていますが、これはまた今後和訳します。