こなさんち

しがないメンヘラエンジニアの日記。

バランススコアカード

概要

今回はバランススコアカード(Balanced Scorecard)について。

BSCって略されるし、当たり前のように「BSCについて~」なんて問題が始まったりもする。

分類

情報技術者試験にはテクノロストラテジマネジメントと大きく3つに分類されるが、この中のストラテジに分類される。

歴史や経緯

1990年に提唱されたBSC。アメリカのハーバード大学、ノーランノートン研究所で新たに業績評価システムのプロジェクトが発足されたんだ。

キャプラン教授と、ノートン博士が発表した、経営課題を解決する為のフレームワークなんです。

詳細

BSCって?

従来、企業の経営状況や業績を把握するのは「財務のみ」だったんです。お金が指標。稼いでればすごい。

そんな中提唱されたBSCでは「いやいや他にも考えるものあるでしょ」と、非財務評価を加えたんですね。

非財務評価を加えたScore(指標)をバランスの取れた状態(Balanced)にしようという仕組みや働きがBSCなんです。

評価基準

ここが重要。暗記する人は暗記できるだろうけど私はなかなかできないのがこの非財務評価の種類。

経営を、財務+非財務の「4つの視点」に分類し、整理するのがBSC。その分類は人材業務顧客財務。評価基準になるということは、経営に於いて大切だと判断されるものですね。

この順番で知っておくと記憶ではなく理解になるのではないでしょうか。

詳しくまとめます。

人材

まず、なぜ人材に注力するのか。

人材への注力、すなわち人材育成です。人材育成に力をいれる理由としては業務を活性化したいからです。今時だと「モチベーションアップを図る」というのも理由にありそうですね。

スキルアップによって意識改革や成長ができる企業かどうか、が良い経営かどうかの指標になってるんですね。

業務

次に、なぜ業務を活性化させたいのか。

そりゃもちろん、業務の活性化で、顧客満足度を高めたいからです。人材も育ち、いいアイデアや効率化が進めば、おのずと顧客満足度も高まります。

そのため、業務が活性化しているのか、よい業務プロセスがとられているかが経営指標になっています。

顧客

次に、なぜ顧客満足度を高めたいのか。

これも明白、顧客が満足すれば、もっと関係性がよくなり受注量が増えるからですかね。

財務

最後、なぜ受注量を増やしたいのか。

結局は財務に終始しますね。受注量が増えれば収益性が高まり経営が発展するからなんです。

4つの視点のまとめ

良い財務のためには良い顧客が必要。

良い顧客のためには良い業務が必要。

良い業務のためには良い人材が必要。

こんなつながりになっているんですね。

風が吹けば桶屋が儲かる仕組みなんです。

経営改善の方法

仕組みは把握したかと思いますが、ではこれをどうやって運用していくのか?という話です。

例えば、「具体的にどういった業務プロセスが求められるのか?」など。

売上アップというゴールがあれば、それに対する重要成功要因を考えていく必要があるんですよね。

しれっと登場してきた重要成功要因も試験では重要なキーワードです。Critical Success Factor(CSF)と称されますので知っておきましょう。

ゴールに対して、何をすれば成功するのか、その要因がCSFです。それを見つけるためにSWOT分析を行うんですね。

またまたしれっと登場してきたSWOT分析も重要。企業の強み(Strength)弱み(Weakness)機会(Opportunity)脅威(Threat)を分析する方法。

具体例はまた別記事に。

試験に向けたまとめ

今回出てきた用語などは以下。

BSC

前述の4つの指標は、以下のキーワードとなって試験に出てきます。だいたい穴埋め。

  1. 財務の視点
  2. 顧客の視点
  3. 業務プロセスの視点
  4. 人材と変革の視点

SWOT分析

これはまた別記事にて。

KPI、KGI

BSCのみならず、情報処理試験で必ず目にしますので、併せて紹介。

KPIはKey Performance Indicatorの略で、重要業績評価指標のことです。KeyとなるPerformanceのIndicatorです。

KGIはKey Goal Indicator。重要目標達成指標のこと。こちらはKeyとなるGoalに対するIndicatorです。

KPIはゴールにどれだけ近づいているかの数値。 KGIはゴールとなる数値です。

例を挙げると、売り上げ1億!がKGIで、売り上げを上げるために毎月集客活動を100回行うぞ!がKPIってことです。今回のメインはBSCなのでこれくらいにします。

なんか用語チックになっていますが、成り立ちや意味を知っておくだけで理解度は増すかと思います。

最後に

試行錯誤して、どんな情報が有用か考えながら項目を増やしていきますね。

1.5hかかりました。疲れた。